2024/11/21 13:28
「秋はなんだか肌の調子が出ないな?」と感じられることはありませんか?秋は春と同じように季節の変わり目特有の肌トラブルに加え、夏の紫外線ダメージと乾燥で肌が疲れてしまっていることも…。
化粧品選びは季節や肌質にあわせて変えるのが理想的ですが、秋は一体どのようなお手入れをしていけばいいのか、ピッタリのスキンケアアイテムを見ていきましょう。
暑い夏が過ぎて紫外線対策もスキンケアも一段落…と思うかもしれませんが、秋の肌は意外とトラブルが多いもの。季節の変わり目で急に気温が低くなって乾燥したり、夏に受けた紫外線ダメージが残っていたりすることが原因で調子を崩してしまうことも多い季節です。
寒さと乾燥で肌がデリケートになる冬を迎えため、秋に入ったらスキンケアを見直して、健やかな肌を取り戻すためのお手入れを始めましょう。
●見た目では気付きにくい、秋の肌トラブルの原因とは
それでは、秋はどのようなことで肌トラブルが起きるのでしょうか。秋の肌は見た目には気づきにくいですが、実は小さなトラブルを抱えていることも…。しっかりと原因を確認して、スキンケアで対策できるようにしておきたいですね。
季節の変わり目で肌が急激に乾燥
夏から急激に気温が下がる秋は、肌が急激に乾燥することもある時期です。秋になると湿度が低くなり、気温の低下によって汗腺や皮脂腺が縮むので汗や皮脂が出にくくなります。11月の平均湿度は3月・4月頃とほぼ同じになるので、空気が乾いて肌の水分が奪われるとともに、肌のうるおいを守っているセラミドも現象傾向に…。
秋は目立った肌トラブルが起きにくい季節ですが、乾燥しやすい条件が揃っている季節でもあります。乾燥はさまざまな肌トラブルの原因になるので、乾燥しやすい肌質の方は特に、秋になったら保湿をしっかりと意識してくださいね。
参照:国立研究開発法人科学技術振興機構SciencePortalChina:身体の洗いすぎは逆に不健康?
参照:気象庁:気象庁|過去の気象データ検索
参照:JSTAGE:(PDF)帯電微細水分粒子(ミスト)が皮膚の潤いと柔らかさに及ぼす効果
肌の乾燥によりくすみが現れることも
秋は夏の蓄積ダメージと血行などによって「くすみ」が現れやすい季節。くすみの原因はさまざまですが、乾燥で角質が厚くなってしまうことも原因のひとつ。さらに、メラニンの沈着によっても起きるので、夏の紫外線ダメージが残っている秋の肌はくすみやすい状態になります。
くすみは紫外線と乾燥による影響で、肌が調子を崩しているSOSサイン。ただ深刻な肌悩みではありませんので、夏の肌ダメージをケアしつつ、秋冬にピッタリの基礎化粧品へと切り替えることで回復させていきましょう。
次からは秋におすすめのアイテムをご紹介してきますので、ぜひ参考にして、秋冬に向けたお手入れの参考にしてくださいね。
参照:JSTAGE:(PDF)香粧品の有効性の歴史的変遷
参照:JSTAGE:(PDF)皮膚バリア機能低下制御に着目した薬学的戦略
●秋冬に心がけたいスキンケア
それではいよいよ、秋にピッタリのスキンケア方法について見ていきましょう。ゆらぎがちな秋のお肌をすこやかに保つためには、スキンケアで次のようなポイントを意識してみてください
夏のダメージを抱えたまま乾燥しやすい秋を迎えた肌には、角質ケアと水分・油分のバランスを取るためのスキンケアをおすすめします。
具体的にどのようなスキンケアを行っていくべきなのか、秋冬向けアイテム選びのポイントやお手入れの順番をご紹介していきます。
乾燥予防のため徹底的な保湿を心がけて
「秋になると乾燥して肌がつっぱる…」とお悩みの方は、保湿を中心としたスキンケアで徹底的に乾燥を予防しましょう。乾燥した肌はバリア機能が低下し、さらに水分が失われやすい状態になってしまいます。
うるおい肌を目指すためには、水分と油分をしっかり補ってあげることが大切。バリア機能が低下している肌はセラミドの量も少なく、肌本来の水分を保持する力も弱まっていることが多いので、化粧水で水分を補った後は、保湿クリームでうるおいをしっかりと閉じ込めるようにしてくださいね。油分を落としすぎない洗顔をすることもポイントです。
参照:独立行政法人環境再生保全機構:バリア機能の低下で乾燥や炎症が起こる
保湿&ブライトニングケアでメラニン対策
夏に受けた紫外線ダメージが気になる方は、美白美容液と保湿力の高い基礎化粧品を使ったケアがおすすめ。しっかりと保湿をしてターンオーバーを整えれば、肌の奥深くに潜むメラニンの排出を促せるはずです。同時にブライトニング効果のある美容液や化粧水を使えば、トーンアップが期待できますよ。
強い紫外線を浴び続けた後の秋の肌。冬までにダメージを回復させるには、秋のうちに集中的なブライトニングケアで均一な肌トーンに整えしましょう。
秋の基礎化粧品選びは肌の状態にあわせて
乾燥予防と紫外線ダメージケアについてお話いたしましたが、秋の肌は個人差が出やすいことも特徴のひとつです。「わたしにあった秋向けスキンケアをする」ことが大切。
ご自身の肌にじっくりと向き合って、どのようなスキンケアが必要なのか、どのような基礎化粧品選びをするべきなのか…と考えて選ぶことが秋のスキンケアのテーマですね。
●秋のお手入れにおすすめしたい琉白のスキンケアアイテム
秋の肌をやさしくいたわる琉白アイテムをご紹介いたします。
STEP1:月桃リセットクレンジングオイルS
肌荒れ予防効果の高い「月桃」や保護効果のある「ニンギョウダケ」をプラス&クッション性のある摩擦レスなテクスチャーでやさしく、しっかりメイクをオフ。さらに、天然AHA配合で負担なく余分な角質ケアもしてくれます。
STEP2:月桃クリアソープS
月桃・アルガンオイル・6種類の植物成分を配合し45%が保湿成分という贅沢な「月桃クリアソープS」。保湿力は高いものの、汚れを吸着する力が強い「クチャ」というクレイの力で毛穴の奥の汚れまでしっかりと吸着し洗い流してくれます。
STEP3:月桃バランスローションS
抗酸化物質がブルーベリーの約6.7倍含まれているという月桃。肌荒れ予防効果の高い月桃でしっかり保湿しながら肌荒れを防ぎ、乾燥や夏の紫外線ダメージでごわついてしまった肌をベストバランスな肌へ整えます。
STEP4:月桃ナイトリペアオイルS
肌をリセットするためには、眠っている間の肌再生を促すことも欠かせませんよね。そこでおすすめなのが、肌を生まれ変わらせるために必要な成分を凝縮させた「月桃ナイトリペアオイルS」。肌を健やかに保つカギとなる必須脂肪酸とビタミンが豊富なローズヒップが、睡眠中の肌をサポートしてくれるはずです。
STEP5:月桃モイストクリームS
秋のスキンケアを締めくくるのは、月桃の力で肌をしっとりと保湿する「月桃モイストクリームS」。ベタつかないさらっとしたテクスチャーでどのような肌質の方にもお使いいただけ、肌の水分と油分のバランスを整えてくれる、秋のスキンケアには欠かせない保湿クリームです。
●秋のスキンケアは水分と油分のバランスが大切!
夏の紫外線ダメージを抱えたまま、乾燥しやすい季節を迎える秋の肌。水分と油分のバランスを取る保湿中心のスキンケアと美白がお手入れのメインとなります。夏のダメージをリセットして、乾燥が進みやすい冬に向けて肌を整えていきましょう。
琉白のスキンケアアイテムは秋のお手入れにもピッタリで、敏感肌・乾燥肌などさまざまな肌質の方にお使いいただけます。秋冬用の基礎化粧品選びで迷われているなら、ご紹介したステップでぜひお試しください。透明感のあるうるおい肌へと導いてくれるはずです。
<この記事の監修>
株式会社ケアリングジャパン
スキンケアカウンセラー 今泉
10年以上、無添加・ナチュラル・オーガニックといった化粧品の企画販売に従事。多様化する生活習慣・肌質・嗜好を尊重しながら寄り添う情報発信を心がけている。
【資格】
日本スキンケア協会:スキンケアカウンセラー
国際オーガニックセラピー協会:オーガニックコスメセラピスト