2024/10/19 23:30
みなさんこんにちは!今晩はwaffle haramaki さんのコラムをご紹介させていただきます
waffle haramakiの製品は「肌着は第二の皮膚」という理念のもと、人と環境への優しさに配慮しながら
企画・裁断・縫製・検品・パッケージングまでを一貫して自社で行っています。
腹巻を着用したときの安心感や、心地よさ。
それにはたくさんの秘密があるのです。
腹巻1枚が出来上がるまでに携わる各担当者のお話を、前編・後編にてご紹介。
今回は前編、企画~裁断に携わっている担当者にお話を伺いました。
企画・デザイン・パターン
企画・デザイン・パターンは1人のスタッフが手掛けています。
担当者:「どんな腹巻があったら着けたいか。ファッションにも馴染むカタチ・カラーを常に考えています。腹巻は365日24時間の着用が理想とされています。365日24時間着用しても違和感がなく、毎日着用したくなるような着心地の良さ、デザインを心がけています。」
waffle haramakiの腹巻の特徴は、生地の伸縮性を活かし、両端にゴムを入れていません。
ゴムを入れない仕様にするために、カバーステッチデザインを採用。
担当者:「この折り返し幅にはとてもこだわっています。5mm単位で多数の折り返し幅を試し、いちばんズレにくく厚みの出ない、心地よくフィットする幅を追求しました。また、腹巻丈の長さにもこだわりが。一般的にある腹巻はもう少し短いものが多いのですが、waffle haramakiの腹巻は胸下から足の付け根あたりまでしっかり包みこめるよう、長さをだしました。」
また、着用したときの不快感をなくすため、品質表示タグは印字プリントを採用。デザイン性もあり、腹巻をよりカジュアルに日常に取り入れられるよう考えられています。
裁断
次に裁断。裁断は1枚1枚手切りで行っています。
担当者:「1枚1枚手で切っていくので、とても時間がかかります。何十枚も一気に裁断できる機械もあるのですが、弊社が今でもこの裁断機を使い続けている理由があるんです。」
とても古くからある貴重な裁断機。国内でこの手切り式の裁断機を扱っているところは、ほぼないそうです。
弊社では定期的にメンテナンスし、今でも現役で使い続けている、その理由とは。
担当者:「生地の不良がないかをチェックしながら、裁断しています。例えば、引っ掛かりなどの小さなキズもすぐ見つけられます。そうすることで、生地の無駄を最小限にできるんです。裁断の工程で出るゴミが少なく済むだけでなく、不良品の数も減らすことに繋がっています。
他にも、伸縮性に優れたニット生地なので生地のゆがみがあったりもします。そのゆがみを整えながら1枚1枚裁断することで、1つ1つの品質にムラが出ないんですよ。」
生地のゆがみを整える理由は、着用と洗濯を繰り返したときの型崩れや着心地の違和感を極力少なくするため。
弊社で腹巻を製造し始めてから20年あまり。
ずっと同じ裁断機を使用しています。
もの作りをするにあたって廃棄量を極力少なく済むよう、環境への配慮をしながら、高品質を保ち続けています。
とても細やかなこだわりや配慮、各担当者の想いが込められた腹巻は、次の担当者へと繋がって少しずつカタチになっていきます。
次回は後編、縫製~パッケージングについてお話させていただきます。
お楽しみに!