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2024/07/20 22:00

TOTONOE STOREを愛する皆さまは、心と体に心地よいアイテムやヒントをいち早く発見し、ピックアップしていらっしゃる方々だと思いますが、ビタミンDにも注目してはいかがでしょうか?毎日がきっと更に健やかで輝いたものになることでしょう。

 

ビタミンDは私達の健康にとても大切なビタミンです。

 

骨・歯・筋肉の成長に必要なだけでなく、免疫にも重要です。

 

2020年に始まった新型コロナウィルスの感染拡大以降、血液中のビタミンD濃度が重症化や感染しにくさに大きく関わっていることが明らかになりました。また、ビタミンDの不足がうつ病、ガン、不妊などにも関わっていることがわかってきました

 

 

とても残念なことに、現代の多くの日本人にはビタミンDが不足しています。

ビタミンDは私達の体内でとても重要な役割を果たしていますが、

慈恵医大が5,518人の健康な人を対象に行った研究によると、なんと98%もの人が、

日本代謝内分泌学会・日本整形外科学会が提唱するビタミンD基準濃度(<30 ng/mL)に達していないことがわかりました。更に、若い世代ほど不足傾向だったということも判明したのです。原因としては、厳重な日焼け対策、食生活やライフスタイルの変化などが考えられます


 

 

実はビタミンDは、皮膚に紫外線が当たると生成されるホルモンなのですが、ビタミンと呼ばれています。また、日光を浴びて生成されることから、ビタミンD「サンシャイン・ビタミン」とも呼ばれています。

 

 

日光を浴びると、体はビタミンDを作り始めます。

まずは、皮膚の表皮にあるコレステロールの一種、7-デヒドロコレステロールに紫外線が当たると、プレビタミンDに変換され、肝臓と腎臓で代謝されて1α,25-ジヒドロキシビタミンDと呼ばれる活性型ビタミンDに変換され、体内で利用されていきます。

 

 

ビタミンDは必須栄養素であり、成長や体の維持のために、

外部から常に摂取する必要があります。

ビタミンDは、適正な量を摂取することが重要で、不足も摂り過ぎもよくないと言われていますが、日光を浴びて作った場合には、問題になることがありません

 

 

 

 

 

ビタミンDはどれぐらい必要なのでしょうか?厚生労働省によると、

日本人は1日に5.5 µgのビタミンDを食事から取り入れているそうです。

一方、外国の文献によると1日当たり必要なビタミンDは最低でも15 µgとされています。

つまり1日の必要量の60%ぐらいは日光を浴びて皮膚で作る必要があるのです。

 

ビタミンD骨の成長にとって欠かすことの出来ない栄養素です。しかし、0歳から15歳までの子供にビタミンD不足によるくる病が増えているそうです。「栄養状態が悪かった昔の病気」だったくる病がこの現代に増えているのです。

この現代版くる病は、紫外線の害が指摘されはじめた1990年代から世界中で増加し始めたのだそうです。

 


 

お母さんがビタミンD不足だと、母乳にもビタミンDは不足し、それを飲む赤ちゃんにも不足します。そして、紫外線の害を心配するあまり、最近では赤ちゃんやお子さんにも日焼け止めを塗ることが当たり前になっています。しかし、ビタミンD研究の世界的権威であるマイケル・ホリック博士の研究によると、一般的な日焼け止めはSPF30になるとほとんどビタミンDを作ることは出来ません。紫外線による害と、ビタミンD不足による害、どちらが本当にハイリスクなのか、よく考えてみるべきでしょう。

 

 

1日に必要なビタミンDを日光で得るのは意外と簡単です。7月の晴天日の12時には、札幌・つくば・那覇ではそれぞれ、4.6分・3.5分・2.9分で必要量のビタミンD生成を行うことが出来るそうです。(日光が当たる面積により必要な時間は変わります。)

 

 

日光は、幸せホルモンのセロトニンにとっても必要です。セロトニンもビタミンDと同様に、日光を浴びることで作られます。そして、セロトニンは、体内で眠りのホルモンのメラトニンに変換され、私達は安らかな眠りにつくことが出来ます。また、ビタミンDはセロトニンの合成にも関わっていますので、ビタミンDが不足しない生き方はハッピーな生き方にもつながっていると言えるでしょう。

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参考文献

https://www.jikei.ac.jp/news/pdf/press_release_20230605.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/93/5.6/93_240/_pdf/-char/ja
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5456026/

https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/glossary.html
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25713056/

https://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20130830/20130830.html

 

 

【筆者】

アンブロシア株式会社 Ambrosia Marche

志賀惠子